花火撮影の基本ガイド

1. 準備するもの

  • カメラ: 一眼レフやミラーレスカメラが理想的です。
  • 三脚: シャッタースピードが遅くなるため、ブレを防ぐために必須です。
  • リモートシャッター: 手でシャッターを押すとブレが発生するため、リモートシャッターを使用します。
  • レンズ: 広角レンズが一般的ですが、花火の種類や距離に応じて選びましょう。

2. 撮影場所の選定

  • 下見: 花火が打ち上げられる場所や周囲の環境を事前に確認し、最適な撮影ポイントを見つけましょう。
  • 風向き: 風下に位置すると煙で花火が見えにくくなるため、風上で撮影するのが理想です。

3. カメラの設定

  • モード: バルブ(BULB)モードを使用します。シャッターボタンを押している間だけ露光されます。
  • ISO感度: 低めに設定(ISO100〜200)し、ノイズを抑えます。
  • 絞り値(F値): F8〜F16の範囲で設定し、花火の全体がシャープに写るようにします。
  • シャッタースピード: 1秒〜4秒程度が一般的ですが、花火の速さや輝きによって調整します。
  • ホワイトバランス: 白熱電球(3200K)や白色蛍光灯(4000K)に設定し、見たときのイメージに近い色合いにします。

4. 撮影のコツ

  • ピント合わせ: 花火が打ち上がる前にオートフォーカスでピントを合わせ、その後マニュアルフォーカスに切り替えます。
  • 長時間露光: シャッターを開けてから打ち上げ終了までの軌跡を捉えることで、幻想的な写真が撮れます。
  • 複数の花火を一つのフレームに収める: 連続して打ち上げられる花火を一つのフレームに収めることで、ダイナミックな写真が撮れます。

5. 編集

  • RAWフォーマット: 後から色温度や明るさを調整しやすくするため、RAWで撮影します。
  • ホワイトバランスの調整: 撮影後に編集ソフトでホワイトバランスを調整し、より美しい写真に仕上げます。

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